1957-04-24 第26回国会 衆議院 国土総合開発特別委員会 第18号
○蓮池参考人 東北興業の事業として、いかなる事業を当面進めていくべきであるかという問題は、東北興業自体も東北六県の意図を受けて、いろいろまとめるべき構想を練っていた過程もあります。
○蓮池参考人 東北興業の事業として、いかなる事業を当面進めていくべきであるかという問題は、東北興業自体も東北六県の意図を受けて、いろいろまとめるべき構想を練っていた過程もあります。
○西村(力)委員 従前の答弁といささかも違わないのでありますが、それでは東北興業が今までやっておった仕事、いろいろつまずいたところがたくさんあり、不振なことはあなた自身も認めていらっしゃるのですけれども、こういうものに対して、東北興業自体としては、この際この二十五億のワク内においてそれを蘇生しよう、こういうような考え方は当然あるだろうと思うのですが、そういうものに対する検討、そういうことをも全然なさらないのかどうか
この再建に当りましては、事業のスケールをある程度見通しをつけて考えなければならぬことでありますけれども、いかんせん東北興業それ自体としては、資金源の確保に関する国の対策としての復原をお願いすることが、まず前提になりますので、東北興業自体の資金力をもってこれを再建するということに、至難な過程が今日までまだ続いているわけであります。
ただ、会社としては、その設立されました使命からいたしまして、従来そういう方針でやって参りましたそのために、現在持っているいろいろな投資会社というのはあまり基礎の確実なものでない、まだそこまで育っていないというものが多いわけでございまして、そのために東北興業自体がいろいろな批判を受けるということになっておるわけでありまして、この点は会社の性質上やむを得ないところであるというようにまあ考えられるわけでございます
なお、従来東北興業がいろいろ事業をやって参りまして、投資をいたしました会社等も、かなりその後事業をやめたりした関係もありますので、そういう点につきましても、東北興業自体の経理が十分でなかった点があるのではないかというまあ懸念等も持ちまして、そういう方面につきましても、会社につきまして開発銀行がかなり慎重な調査をいたしましたので、そのために、セメント工業自体の審査よりも、そういう点においての審査に日にちを
○政府委員(河野通一君) 東北興業の事業内容は、建設省からこれに基く事業の御説明は十分伺っておりますし、東北興業自体からも十分にお話を伺いました。
○馬場国務大臣 ただいま局長からお答え申し上げました通りに、東北興業自体の使命が東北振興にありまして、この東北振興のための各種の事業の一つとしてこのセメント事業を今度経営いたそう、こういうことになったのでありまして、なるほど経営自体、セメント製造の問題自体につきましては御心配の点もごもっともでありますので、通産省あるいは大蔵省、特に技術方面については通産省あたりともよく協議いたすのはもちろん、その好悪
これは最初に御説明いたしましたように、従来からやっておりました仕事は戦争前に仕事ばかりでございまして、それらの仕事が戦争後非常に経済上の変転によりまして、従来の仕事を続けることができなくなりましたのは、これは残念なことでございますが、東北興業自体の能力に基くというよりは、むしろ他の原因によることが大部分であると私どもは思っておるのであります。
しかるに出資者としての東北興業が東北船渠に対しまして増資その他の方法によって資金上の救済をいたしますことは、先刻も申しましたように、現在の東北興業自体の経営が困難な状態にありますので、きわめて遺憾ではございますが、なかなか困難な状況でございます。